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【武器:剣】【田中芳樹作品】
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§ 由来についてのツッコミ調査剣名であるルクナバードRuknābād は、 シーラーズ市 Sīrāz を流れる河で、 詩人ルミ(1207-73年)の作品にも歌われる。 またハーフィズ (1320-89年)の『ディヴァン』の一篇 「シーラーズのトルコ人」 *1 に次のように歌われる。シーラーズのトルコ人*2が、わが心を奪うなら、ルクナバードは、「ルクナ」 ruknā と縮めて呼ぶこともあるが、この語根は、「精錬された黄金」の意味で、 とある錬金術師の名前からとられてつけられたのだそうだ。 「太陽のかけらを鍛えたるなり」*3と歌われた宝剣の名になんともぴったりではないか。 それに、アルスラーン Arslān という王子の名も、「獅子」を意味するトルコ語の借用語であり、 黄金の兜をかぶる王子 ((『アルスラーン戦記』 第1巻第1章 VI)に、「太陽のかけら=黄金」の剣という取り合わせは おあつらえむきな気がする。 | *1 「シーラーズのトルコ人」 の
英訳は、ストレートな意訳ならPersain Word-Processing: Templatesのページ、
あるいは神秘的解釈なら mystical interpretation by Iraj Bashiriを参照。 *2 このトルコ人は、女性として英訳されたこともあるが、実際は美貌の男性である。 そのことは、第5詩節でユースフ Yusuf (旧約聖書の ヨセフ Joseph)の美貌におぼれたズライハ Zulaykha (ドイツ詩人ゲーテがいうところの スライカ Suleika)への言及があることからもうかがえる。 また、三行目の |
天野喜孝 画伯
中村地里 ・漫画家
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