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Fantasty Miscellany 幻想のエトセトラ

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English Japanese
«Abraxas stone» Stone bearing gnostic Abraxas insription and/or figure. 《アブラクサス石》 : 【装身具:宝石】 【グノーシス派】
グノーシス派の神格をあらわす名である Abraxas またはその具象を刻んだ貴石(2~3世紀頃)
aetites, Eagle-stone; used as charm for childbirth; purple-colored; hollow with a loose nugget inside. アエタイト 【資材:鉱物】【--】
「鷲石(イーグルストーン)」。鷲巣に見つかるという子安石。中空で、中の石粒がカラカラと鳴る(もしくは卵大の)石。紫色。
akinakes (+) Scythian two-edged straight sword ("scimitar" is misleading) used as icon to worship their War-God; also used as weapon by Achaemenid Persians. アキナケス 【武器:剣】 【史実:スキタイ民族説・アケメネス朝ペルシア】
スキタイ民族の両刃の剣で、その軍神を祀る神殿では、柴をつみあげてできた陵に、この種の剣を突きたて、御神体として あがめた。(アティラが得た⇒《マルスの剣》もその一例だったろう。) また、アケメネス朝ペルシア人も武器として使用した。
alectorian, Cockstone. Found inside (the gizzards of) poultry; used as victory-charm by an athlete. アレクトリア 【資材:鉱物】【--】
「雄鶏石(コックストーン)」。鶏(の砂嚢)の中に見つかるという石。ある古代ギリシア系の選手の必勝のお守りであった。喉のかわきをいやすともいう。
angel-noble gold coin depicting St. Michael vanquishing the dragon, used in the ritual banishing "king's evil" from its sufferers. エンジェル金貨 【貨幣】 【キリスト教】【英国史・フランス史】
大天使ミカエルの竜退治をデザインしたノーブル金貨で、 「王の病」キングス・エビル瘰癧るいれき)に侵された患者を治癒するため、王がその霊験をほどこす式典で使われた。
Ananke Goddess of "Necessity"; mother of Moirai (the Fates); worshipped at Corinth with Bia(+) ("Force, Might"). アナンケ : 【神】 【ギリシア神話】
Αναγκη [希]。「必然」の神格化で、モイライ(運命の三姉妹)の母とも伝わる。コリントでは、ビア(+)「(暴)力」とならび崇拝された。
Apollyon απολλυων(άπολλύων) Meaning "The Destroyer" in Greek, the name for the king of the apocalyptic locusts and the angel of hell given in Revelation 9:7~11 of John. Some theorize that the Saracen deity Apolin in chansons de gestes derive from this, rather than the Greek god Apollo. アポリオン 【禽獣:神・魔】 【新約聖書】
「破壊者」を意味し、ヨハネ黙示録9:7-11で末世の滅亡のイナゴを統べ率いる奈落の天使の名。 フランス武勲詩で、敵方のサラセン人があがめる邪神アポランの由来は、アポロン神ではなく、おそらくこのアポリオンであろうという説がある。(だが私見をいわせてもらえば、邪神アポランの由来は、 九大偉人のひとりユダ・マカバイの宿敵 ティルスのアポロニウスに発すると思われる)
asbestos unquenchable burning stone; aka "salamander's down (or wool)" in the Middle Ages. Hence ≈ the "fire-rat's robe" of China and the Far East. アスベストス【資材:鉱物】【--】
太古より知られる不燃の鉱物(織物)だが、中世ヨーロッパではこれを「サラマンダーの羽毛(羊毛)」などとも呼んでいた。つまり、東洋風に言えば「火浣布(かかんぷ)」ないし「火鼠の皮衣」のことである。
athame
modern Wiccan ritual tool. In the grimoire Key of Solomon, one of the ritual instruments was referred to in Latin as artavus "pen-knife", and confusion led to the name "athame".
アサメ【武器】 【キリスト教:魔女】
現代魔道ウィッカの祭具として使われる黒い短剣。 もとは魔導書『ソロモンの鍵』で、祭具のひとつが、ラテン語でアルタウス「=ペンナイフ」と記されていたのが、 「アサメ」と誤記されるに至った。
athelas
kingsfoil; a weed or herb used to stem the gnawing damage done to Frodo by the broken tip of a Nazgul(ringwraith)'s sword; it does not however offer a full cure. (LoTR)
アセラス【武器】【指輪物語】
王の葉(アセア・アラニオン)。雑草だが、ナズグル(指輪の幽王)の剣からこぼれた切っ先が体にのこって苦しむフロドの症状 を抑えるに使われた。(しかし、この薬草では全快は無理。)
aurochs (+)
Primeval ox symbolized by rune-letter "*uruz".
オーロックス【禽獣:牛】 【ヨーロッパ:自然史・動物学】
原牛ともいわれる。絶滅種だが、近世までヨーロッパに生存した大型の牛(Bos primigenius)で、ルーン文字「*ウルズ」に象徴される。角杯の例も残存。ラスコーの洞窟に描かれる。(+)

— Bb —

English Japanese
bauble
A court jester's comical staff.
(*cf. His particolored attire is called the "jester's motley", and his bell-tipped "fool's cap" is called Schellenkappe in German).
道化棒ボーブル 【道具:杖】 【--】
宮廷の道化師ジェスター(フール)が持つコミカルな杖。道化の顔のような飾りを杖頭にあしらえる。
(色彩豊かな服装は「ジェスターのモトリー」といい、「フールズ・キャップ」と呼ばれる帽子には、ひらひらの先端に鈴がついている)
berbiolettes
Muliti-clored fur lining for →«Erec's robe» (Arthurian)
ベルビオレット: 【資材:獣皮】【アーサー伝説】
エレクの長衣ローブ〕》の裏地につかった色とりどりな毛皮
besom
English word (<17c.) for broom(-stick) in the Middle Ages.
ははき 【道具:杖】 【--】
(魔女の乗る)「ほうき」は現代語だと「ブルームスティック」だが「中世英語(17世紀以前)は「ベゾム」といった。
@Bia(+) Gk. female personification of violence (force, might, etc), her brother being Cratos, personification of "strength". @ビア(+) 【神】 【ギリシア神話】Βία (アティカ語)  =ビエΒίη (イオニア方言)[希]; Vis [羅]
「(暴)力」(あるいは「圧力」、「膂力」、「強制」などの)の神格化(女神、またはダイモン〔精霊〕)で、 その兄(弟)は「力」の権化クラートス。その父母はティターン族の軍神パラスと冥府川の女神ステュクス(『神統記』等)。
bisclaveret [< bliez lauret "speaking wolf" [Bret.]]#   Word for "werewolf" in the Breton tongue, equivalent to Norman garwall ("gar-wolf"). (lai of of Marie de France). Cf. ⇒«Melion's ring»(+) ビスクラヴレット 【モンスター:狼男】 【ケルト伝説】
[< bliez lauret 「喋る狼」[ブルターニュ語]]
マリー・ド・フランスが伝える、「狼男」を意味するブルターニュ語の言葉(ケルト系言語)。ノルマン語では"Garwall" (つまり "gar-wolf" "were-wolf")にあたると語り手は言っている。 その詩(レー)のなかで、主人公の狼男は善人で、不貞の妻に脱衣を隠されてもとの姿に戻れなくなってしまう。⇒《メリオンの指輪》(+)
brown steel A term frequently appearing in English and French epics, often construed as "burnished steel" but.. 《褐色の鋼》 【資材:金属】 英や仏の叙事詩に出る形容で、「磨きあげられた鋼鉄」と解されることも多いが. .

— Cc —

English Japanese
chin poison [J.], zhendu 鸩毒 [py], chen-tu 鴆毒 [W-G]. Toxic bird-feather. ちんどく【鴆毒・酖毒】 【材料】 【毒】
鴆という鳥の羽にある毒素で、これを酒に浸してあおると猛毒。
Clarence! Battle cry of Arthur's army, uttered by Kay who was also standard-bearer of the dragon banner. クラランス! 【アイテム:気合】 【アーサー伝説】
アルテュス(アーサー)軍の勝ち鬨の掛け声。竜旗ドラゴンバナーの旗手でもある、ケウ(ケイ卿)が挙げている。
cornuthaum [L. cornu "horn on the head, cone of a helmet" + Gk. thaum θαῦμα"magic". ] A wizard's pointy hat. コルヌサウム (とんがり帽子) 【衣装:帽子】 【西洋魔道】
魔法使いの標準装備。「コルヌ」はラテン語で「頭の角、兜の円錐状のかざり」を意味し、「サウム」はギリシア語で「魔術」の意味である。
crampon, crampoon a pair of clamps or hooks for lifting stones, wood, and heavy weights; used by the smith Godot to retemper Guts's sword (Miura's manga). クランポン 【一般】【鍛冶】
氷塊・材木・石などを引きあげる、大型のつかみ金、金ばさみ。チェーンの張力でつかんだりはなしたりさせる。 鍛冶師ゴドーがガッツの剣を焼き直ししたときに使っている(漫画『ベルセルク』)
crysknife クリスナイフ 【武器:短刀】 【米:フランク・ハーバートSF小説】
crystal (rock crystal) Medieval substitute for transparent glass (before advent of Venitian cristallo glass, 15th c.), used on crystal pommels and reliquaries. 水晶(石英) 【資材:宝石】【--】
中世時代、無色透明ガラスの代わりを果たした。(「クリスタロ」ガラスの開発は15世紀ヴェネツィア)。
 中世では、聖体顕示器や聖遺物こう〕にひんぱんに水晶が使用された。
 剣の柄頭に水晶を仕込めば、中に容れられた聖遺物等が顕示できたのである。

— Dd —

English Japanese

— Ee —

English Japanese
elixir [ال al  "the" + اكسير ’iksīr "elixir" < late Gk. xērion ξήριον "dessicative powder for wounds"]
A substance that can 1) transmute metal to gold 2) indefinitately prolong life.
エリクサー 【アイテム:薬】 【西洋魔道】
[アラビア語 ال al  "the" + اكسير ’iksīr "elixir" < 後期ギリシア語 xērion ξήριον "傷口乾燥の粉末剤"]
1) 金属を黄金に変える物質(液体とはかぎらない)
2) いつまでも寿命をながらえる秘薬。エリクシル・ヰタエ (生命のエリキサー)。
Erinyes The Three Furies, female personifications of vengeance. エリニュエス : 【神】 【ギリシア神話】
Αναγκη [希]。 ローマ神話においてはフリアイ(Furiae)。「怒れるものたち」を意味する「復讐」の神格化である三女神。 じっさいには「復讐」よりも「天罰」や「因果応報」ととったほうが良いかもしれない。 有名な例では、いかに罪人とてその実母をみずから誅してしまったオレステスを怒れるエリュニエスたちがつきまとう。

— Ff —

English Japanese
findruine [OIr.] "white bronze (white bras)". A precious metal, perhaps an amalgam of silver with bronze and admixture of gold. In Irish imrama (voyage tales) are several instances of the metal, but as to the claim bandied about that it is an analogue of the orichalcum of Atlantis, one would prescribe caution in accepting this at face value. For the closest resemblance to Atlantis borne by the four-walled isle of the Voyage of Mael Duin, and here the walls are made of "gold, silver, brass, and crystal" in English, and in the original text uma amra "wonderful brass/bronze" which might be reasonably but still only conjecturally be substituted with "findruine". In the Sons of O'Corra, two findruine sandals are worn by a maiden, and she dwells on an island which is a composite of the four-walled isle and crystal bridge isle next visited by Mael Duin. In the Voyage fo Bran it is said findruine made up the four feet supporting the isle of Emain, which is here an isle of women, where time runs slower than the years pass back home (elsewhere Emain Ablach is featured as the home of Manannan the sea god).
These three examples are connected with maidens who magically induce sleep. Bran' sleep was, by all assumptions, caused by playing the apple branch of silver (like the one obtained by Cormac mac Airt).
In the Acallamh, chords of findruine spanned the stringed instruments called the timpan, belonging to Finn[d]ruine and sisters who played lulling music to the Fiana women.
In the song of Fothad Canainne finddruine seems equated with plain bronze (créduma).
フィンドルーネ[?] (99.08.19) 「白い青銅」: 【資材:金属】 【アイルランド伝説】
アイルランドの古文書に見える貴金属の名で、銀と銅の合金(あるいは黄金も添加)と憶測される。
 《航海もの(イムラマ)》系の物語にもいくつかの例が登場し、そのなかで古代ギリシャの謎の金属オリハルコン (アトランティスの外壁のひとつを形成する金属)に相当するという指摘があるが、その仮定を鵜呑みにするのは禁物である。
 なぜならアトランティスにもっとも酷似した複製版なのが『マイル・ドゥーンの(革舟の)航海』の <四壁島>だが、 その四層の外壁は(英訳になぞらえば)、「銀・金・黄銅・水晶」だとされている。しかし原文に照らせば、 ここは「すばらしい黄銅/青銅」(ウウァ・アウラ)と表現されているので、これを「白い/美しい青銅」 =フィンドルーネが換言的表現なのは想像に難くないが、あくまで仮定の域をでない。 (よって『Atlantis Encyclopedia』等で"findrine である"と記すのは、正確な情報を反映していない。)
 しかしここに『ウァ・コーラの航海』という、巡る箇所もよくにた航海譚が存在する。作中、航海者たちは、 <二つのフィンドルーネの鞋〔サンダル〕を履いた乙女>に出会うが、その島は、内容的に前作品の<四壁島>とその次章の <水晶の島>の要素をつぎ合わせた複合である。うがった詮索をすれば、上述の<四壁>とこの<二つ/二足>、 そして後述の<四脚>は、もとの原話においては同一であり同一の不思議の金属だったとも思える。
 さて『ブランの航海』では、フィンドルーネ製の四脚が、エヴァンの島を支えていると歌われる。 この作品におけるエヴァンの島は、女ばかりの女護島であり、過ごす刹那が歳月の流れる竜宮でもある (他ではエヴァン・アブラッハは、海神マナナーンの本拠)
 三編を比べると《女が不思議な力で眠りをさそう》という共通点があることも分かる。 一では女がふるまう酔態効果の飲料が、二で鞋の乙女の音楽が、三でも、音楽がブランを眠らせられるが、 じつはブランが目覚めて手にした銀の林檎の枝こそがその楽器で、エヴァンよりやってきた詩吟の女がそれを 奏でたものと結論できる(コルマック・マック・アルトの林檎の枝の 物語と比較すれば明快である。)
 『古老たちの語らい』でも、フィンドルーネの弦のはられたティンパン(弦楽器)を、三人の姫たちが奏でて、 フィアナの針仕事をする女性たちを愉しませ、あるいはその陣痛をやすらいだといわれる。三姫のひとりの名もまた フィンドルーネといった。
 また、⇒フォサッド・カナーッンネ[?]の求愛の夫持ちの相手は、 "結納金"と称して金、銀、フィンドリネそれぞれ一嚢(1ミアフ)を所望したが、フォサッドは家じゅうの槍をかき集め、 金、銀、青銅の鋲をはずしてこれを調達した。ここではすなわちフィンドルーネと「青銅」(クレーズマ)が同義となっている。
Floriamor At the tournament Anfortas fights for Orgeluse, with war-cry Floriamor. (jüng. Titurel) フロリアモール 【アイテム:気合】 【アーサー伝説】
模擬試合で、アンフォルタスが、オルゲルーゼのために挙げる、気合の掛け声。(『新ティトゥレル』)

— Gg —

English Japanese
gaoler's neck-trap A jailer's restraining pole. Used by the birdman in the manga Berserk 看守の槍 (首つかみ型)(url 訂正)【武器】 【キリスト教】【魔女裁判】
 魔女審問で拷問人が使う長柄の拘束具。漫画『ベルセルク』で「鳥人」が持っているやつ。

— Hh —

English Japanese
hide OE measure of area. Cf. posssession of as much land as can be covered by ox-hide was gained by Ragnar Lodbrok's sons, Hengist the Saxon who helped Vortigern, and Queen Dido of Carthage. ハイド 【制度】【古英】 古期イングランドの土地面積の単位。関連するかわからないが、「ハイド」は英語で 「獣皮」も意味する。そして一枚の牛皮で覆うほどの土地を賜りたいと持ちかけ、その皮を細く切りのばし、 広大な領土を得たというとんち話が、ラグナルの息子たち、英国のヴォーティガンを援けたサクソン人ヘンギスト、 カルタゴ女王ディドの話にある

— Ii —

English Japanese

— Jj —

English Japanese

— Kk —

English Japanese
king's evil The disease now identified as scrofula, believed curable by a king's touch. 「王の病」キングス・エビル 【奇跡】 【キリスト教】【英国史・フランス史】
 王に触れられれば治癒すると信じられた喉の疾患で、現在でいう瘰癧るいれきという病気。

— Ll —

English Japanese
Llyfrau Pheryllt [W.] "Book of Vergil";
A grimoire (book of magic) used by Cerridwen to boil down the elixir of knowledge in her magic cauldron of wisdom.
《フェリースィトの書》 [ウェールズ語] :【器物:書本】【ケルト伝説:ウェールズ】 【アーサー伝説】
《ウェルギリウスの書》の意味で、「叡智の大釜」を煮るケリドウェンが使用した魔導書。

— Mm —

English Japanese
Maelstrom The Moskenstraum whirpool off the coast of Norway in the Arctic circle; ≈ the whirlpool where the Grotti mill sank. The Celtic equivalent of this would be the Coire Brecain. メールストロム 【地理/自然現象】 【北欧】
北極圏内のノルウェー沖に出現するモスケンの大渦巻き。魔法の碾き臼グロッティが沈没した 場所に出現した渦はこのことかと思われる。(+)ケルトの伝承で、これに相当するのが ブレカンの大釜=コリーヴェッカン湾か。
Mappa mundi, or Mapemundi, a book that described the creature made of man, horse, and armor together in one, such as the Fish-Knight (le poisson chevalier) was, slain by Le Chevalier du Papegau. マッパ・ムンディ(世界地図) 【書物】 【アーサー伝説】
『マープムンディ』Mapemundi [古仏]という書物には、 人間とその馬と甲冑がいっしょくたになった奇怪な生き物について解説されていたが、「鸚鵡の騎士」ことアーサー王が倒した「魚の騎士」もそうした生き物だった。

— Nn —

English Japanese

— Oo —

English Japanese

— Pp —

English Japanese
perron [OF], block of stone, such as the one in which ⇒Sword in the Stone was lodged or the one where Roland's sword ⇒Durendalwas smashed against. 切石ペロン 【アイテム】 【アーサー伝説】【シャルルマーニュ伝説】
⇒《石に刺さった剣》がはめ込まれていたのも、 ⇒デュランダルが叩きつけられた標石も「切石ペロン」である。
@Punch [W.], A beating-stick wielding puppet character deriving from Pulcinella of the commedia dell'arte @パンチ 【防具:盾】 【アーサー伝説:マビノギオン】
イギリス等の人形劇で、ジェスターに似た格好をし、棒で相手をよく殴るキャラクター。 イタリア仮面劇コンメディア・デッラルテの「プルチネルラ」に由来する。 「ポンチ絵」(今でいう漫画をさす維新期の語)も、風刺雑誌『パンチ誌』の表紙にきまって「パンチ」が 登場したことにさかのぼる。

— Qq —

English Japanese

— Rr —

English Japanese

— Ss —

English Japanese
«St. Anthony's Fire»
Caused symptoms like a demon-possessed witch (discovered to be ergotism).
《(聖)アントニウスの業火》 【毒】
はげしい痙攣にみまわれ、いもしない動物や人間などが、ありありと目の当たりに見えるなど幻覚症状があらわる病であり、理解のない中世の頃、その患者は魔女裁判にかけられた。最近の研究で麦角中毒であったと考えられる。日本の「狐憑き」などもこれで説明できよう。
@St. George, see his sword Ascalon for Golden Legend (13c.) and English "champion of Christendom" (16c.) account; See Martyrdom of St. George and Encomia to him for early biographies (5-7 c.) The event was supposed to have happened during the Diocletian tetrarchy, and the "dragon" (draconian ruler) is likely modeled after Galerius. @聖ジョージ 【人物】 【ユダヤ・キリスト教:聖人伝】
その剣名はアスカロンとつたわるが、 この事実は近世イギリスで創作された、聖ジョージをイギリス生まれだとする「キリスト教圏の七勇士」 (16世紀)の上での創作。また聖ジョージが助けた淑女が「サブラ」という名だったという脚色や、その相手と結婚してしまうという甚だしい脱線も、この作品からきている。(もとの伝説では妻帯せず、無垢童貞のまま殉死したことになっている)
 黄金伝説 (13世紀)をみても、竜退治の話はあるが、救われる王女の名や、剣・槍の名などはない。
 古い聖人伝記(5-7 世紀)(聖ジョージの殉教と礼讃 )においては、 いくつかの奇跡を起こすものの、そのなかに怪物の退治はない。そのかわり、「ドラコン」とあだ名された為政者は ゲオルギウスを拷問攻めにして獄死させた報いを受ける。
 聖ゲルギオスと敵対したディオクレティアヌス帝の時代には四分治制〔テトラルキア〕がしかれたので「皇帝」の称号を持つ人間が複数いる。そのうち、「ドラゴン」とあだ名された暴君のモデルはガレリウスかと思われる。
«strangury-curing stone» or lyncurium "lynx-urine stone" of Pliny confounded with licorne "unicorn" -stone in French Book of Secrets of Albertus Mag.. 《ストラングリアを治す石》 【資材:鉱石】【--】
ストラングリア病(尿淋瀝りんれき)に効く石とは、プリニウスよれば、 リュンクリウム「大山猫(リンクス)の尿石」であるのだが、 仏語版の大アルベルツス著『植物および宝石のふしぎな効力』では「一角獣(リコルヌ)の体内に発生する石」と錯誤。

— Tt —

English Japanese
topaz
The medieval topaz is a yellow gem.
トパーズ 【宝石】 【ユダヤ・キリスト教】 【アーサー伝説】
中世の「トパーズ」は黄色い宝石の一種。

— Uu —

English Japanese

— Vv —

English Japanese

— Ww —

English Japanese
Waise stone
Lost gem on the German imperial crown. The crown, now in Vienna, has a front panel adorned with the 12 stones of the apostles (cf. N.T. Revelation of John)
ヴァイゼ石(08.02.29) 【宝石】 【ドイツ英雄譚】
かつてドイツ皇帝の王冠の中央にすえられていた宝石。その名は「みなし子(天涯孤独)」の意で、同じものが二つとないことから来るらしい。爾来、紛失してしまったため別の宝石に置き換えられた。現在ウィーン市の皇室宝物館に保管されるこの王冠は、その前板に『ヨハネの黙示録』で言及される十二使徒の石が使われているのだが、裏切りの使徒「イスカリオテのユダ」の石があるとすれば、それは忌避されて、そのかわりに唯一無二の「キリスト」の石がもちいられたのではないか?
wergeld ワーゲルド 【風習】 【北欧】 【ゲルマン】【古英】
wivern guivre [OF], type of lesser dragon appearing in Charlemagne's dream (Ch.R l.2543); but also a type of Saracen dart. The lady of the chastity test in the First Perceval, Gui(g)nier (or Guimer. ≈⇒Tegau Eurfron of Welsh tradition) was bit by la guivre accord. to one passage of the Montpelier ms. (rather than le serpent). 怪蛇ギーヴル 【アイテム】 【フランス作品】
英名ワイヴァーン。 シャルルの凶兆の夢にも現れる小竜の一種(『ロランの歌』2543)だが、サラセン人が好む投槍の一種でもある。ペルセヴァルの第1続編に登場する貞操の淑女ギニエ(またはギメール。ウェールズ伝承の⇒黄金の胸乳のテガイに相当)が噛まれた「蛇(le serpent)」を"la guivre"と記す異本もある(モンペリエ写本)。

— Zz —

English Japanese